1回の治療で良くなりますか？

お答えするのが、とっても難しい質問ですね。
痛みの症状については、できるだけ少ない回数での回復を目指し、毎日ダラダラと通っていただくことは推奨しておりません。
痛みのレベルが低下し、再発防止のための正しい筋肉の運動パターンを身につけていただいた段階で、治療から卒業していただいております。

しかし、長期間、ずっと痛みが続いている慢性症状の場合、１回の治療で痛みが無くなることは、通常あまりありません。
初診の際のスクリーニングテストや触診により、痛みの原因を特定し、治療方針をご提案させていただきます。

当院での治療を継続するかのご判断については、少なくとも3回の治療を受けていただき、経過を診てご判断いただくことをオススメしております。

慢性症状の場合、大切なのは、症状と治療効果にあわせた「治療間隔」です。
長く患っていればいるほど、カラダの悪い癖は抜けません。せっかく治療したのに、もとのカラダに戻ってしまうのは、非常にもったいない。
効果の持続時間を考慮し、理想的な間隔にて治療を受けていただくことをオススメしております。

当院の患者さまの来院パターンの例としては、

■パターン１　急性症状：ゴルフの練習をしすぎて腰痛になった。
初診
2回目　１週間後
3回目　１週間後
その後、経過に合わせて、2週間後や１ヶ月後に再チェック→ゴルフスイング時の痛みが解消されていれば卒業。
→パフォーマンスアップに向けて、月１回のメンテナンスを継続。

■パターン２　急性症状：ぎっくり腰のような激しい腰痛で歩くのもつらい。
初診〜
２回目　２日後
３回目　1週間後
4回目　1週間後→痛みのレベルが落ち着いていたら卒業。

■パターン３　慢性症状：四十肩・五十肩の痛みが続いている
初診〜
2回目　１週間後
３回目　１週間後
４回目　２週間後
５回目　２週間後

五十肩については、動かしても痛みが出なくなってからが重要です。正しい筋肉の動かし方を身につけるための筋トレと脳トレを実施し、上手に動かせるようになったら卒業です。

可動域の改善やパフォーマンスアップに向けた治療、定期的なメンテナンスについては、お客様の症状や目指す目標に合わせてご提案いたします。